抗体検査
(感染症主要ウイルス5種)

海外渡航用ビザ、留学、病院・施設実習などで必要となる感染症の抗体検査です。

抗体検査の種類

  • 風しん
  • 麻しん
  • 水痘・帯状疱疹
  • ムンプス
  • B型肝炎

費用

1項目 約6,500円(税別)
1項目追加 約2,200円(税別)
5項目 約15,000円(税別)

所要日数

5〜7日間(結果は来院して説明の上でお渡ししております)

抗体陽性の判定基準

主要ウイルス5種 抗体価基準値

(横にスクロールします)

疾患・ウイルス名 検査方法 単位 陰性
(免疫抗体が全くない状態)
十分な免疫なし
(抗体は確認されるが、基準に満たない)
陽性
(十分な免疫抗体あり)
麻しん(はしか) EIA法-IgG EIA価 2.0未満 2.0-15.9 16.0以上
PA法 16倍未満 16倍、32倍、64倍、128倍 256倍以上
NT法 4倍未満 4倍 8倍以上
風しん(ふうしん) HI法 8倍未満 8倍、16倍 32倍以上
EIA法-IgG EIA価 2.0未満 2.0-7.9 8.0以上
水痘(水ぼうそう) EIA法-IgG EIA価 2.0未満 2.0-3.9 4.0以上
IAHA法 2倍未満 2倍 4倍以上
NT法 2倍未満 2倍 4倍以上
ムンプス(おたふくかぜ) EIA法-IgG EIA価 2.0未満 2.0-3.9 4.0以上
B型肝炎(HBs抗体) CLIA法 mIU/mI 10.0未満 10.0以上

(参照)厚生労働省ホームページ、日本環境観戦学会ガイドライン

抗体について

抗体とは

抗体とは免疫グロブリンというタンパク質のことです。
異物が体内に入るとその異物にある抗原(※1)と特異的に結合する抗体(※2)を作り、異物を排除するように働きます。
※1抗原:細菌ややウイルスなどの異物
※2抗体:抗原を攻撃する物質

抗原が体内に入ることを感作といい、最初の感作では抗体はゆっくりつくられます(一次応答)が、2回目以降の感作では、大量の抗体がただちにつくられるようになります(二次応答)。

抗体の役割

4つの役割
  • 抗原の中和作用
  • オプソニン化
  • 水痘・帯状疱疹
  • 炎症の誘発

抗体の種類

5つの種類
  • IgG:血液中に多く存在し、細菌や毒素と結合する能力が高く、血中にとどまる時間も長い抗体です。
  • IgM:特定の抗原に初めてであったときにB細胞かっらすばやく作られ、感染の初期に働きます。
  • IgA:血液中よりも腸管や分泌物に多く含まれていて、鼻や目などの粘膜などから細菌などが侵入するのを防ぐ役割を担っています。
  • IgD:扁桃腺と上気道組織にある抗体産生細胞が放出しており、呼吸器系の免疫に作用していると考えられています。
  • IgE: 肥満細胞(マスト細胞)に結合してアレルギー反応を起こします。

抗原抗体反応

ある病原体に感染すると、生体にはその病原体と特異的に結合できる物質(抗体 antibody )を産生し、病原体を無毒化することによって生体を防御する作用があります。この抗体の産生を誘発するものを抗原 antigen とよび、抗原がこの産生された抗体と反応することを抗原抗体反応といいます。この抗原抗体反応が過剰になるとアレルギー反応を起こすことがあります。
生体のもつ抗体産生を利用して病原菌による発病を防ぐことを利用したのが予防接種です。

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