・インフルエンザ

当院では2022年度インフルエンザワクチンの接種を開始したしました。
詳しくはこちらをご覧ください。

季節性インフルエンザとは?

インフルエンザは非常に感染力が強いことが特徴で、毎年全世界では約10億人、日本では約1,000万人がかかる最大の感染症です。
病原体はインフルエンザウイルスによるもので、A型のA(H1N1)pdm09、A(H3N2)と、B型のビクトリア系統、山形系統の4種類に分類されます。
ウイルスは上気道で増殖し、咳やくしゃみにより排出される飛沫により伝搬します。感受性者が飛沫を吸引、あるいは飛沫の付いた手で鼻や口を触ることで感染します。
世界中で常時存在しますが、北半球では12-3月、南半球では6-9月頃に流行がピークとなります。日本では冬に流行するが、夏であっても(南半球の国など)海外からの渡航者により持ち込まれることがあります。

潜伏期間やどのような症状がでるの?

1-3日間ほどの潜伏期間があり、38℃以上の発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが比較的急速に現れ、併せて咳、鼻汁などの上気道炎症状もみられます。約1週間の経過で軽快しますが、お子さんはまれに急性脳症を合併することも報告され、高齢者や免疫機能が低下している方では原疾患の増悪や二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。

感染予防策はどうしたらいいの?

インフルエンザウイルスは、基本的には接触感染と飛沫感染により伝染りますが、一部空気感染のような状況(乾いた小さな飛沫により感染)も確認されており、感染者と距離を取っていたとしても短時間同じ空間にいるだけで感染してしまうことがあります。湿度が30%以下になると急激に感染力が増し、50%以上になると失活しますので、自宅やオフィスの加湿が感染予防に重要です。またコロナと同様、高濃度アルコールでの殺菌消毒、流行への備えとしてインフルエンザワクチンを接種することも必要です。

インフルエンザワクチンとは?

インフルエンザワクチンは感染による発症予防のみならず、感染してしまった場合の重症化と死亡を減らす効果があることが証明されています。
インフルエンザワクチンを打ってから効果が期待できるようになるまでは2週間かかり、抗体持続期間は平均で約5カ月間(流行がない場合には3ヶ月程度)とされています。
接種年齢は生後6ヶ月以降から接種可能であり、接種禁忌ではないすべての方にワクチン接種を推奨されています。接種回数は年齢により違いがあり、13歳以上で1回、12歳以下では2回接種を4週間期間をあけて行います。

インフルエンザの診断・治療は?

迅速検査キットにてウイルス抗原の検出ができた場合、インフルエンザと診断します。
インフルエンザの治療薬は大きく2つに分類され、1つは抗ウイルス薬と呼ばれるもので、インフルエンザウイルスの増殖を抑えたり、人の細胞への出入りを止めたりする機序を持つ、ウイルスそのものに作用する薬剤群です。もう1つは熱や倦怠感、寒気などの激しい急性症状を和らげる薬で、対症療法薬とも呼ばれる薬剤群です。
当院で処方されている主な抗ウイルス薬の一覧

*各薬剤の詳しい詳細は『インフルエンザに使われる治療薬は?|インフルエンザについてもっと詳しくなろう!Part4』を参照ください。

インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間外出を控えればいいの?

インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過した後(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としており、下記を参考に出席可能時期を当院では診断した当日にご説明させていただきます。

小学生以上

幼稚園児・幼児

参考文献
・一般社団法人日本感染症学会
・厚生労働省 インフルエンザQ&A

 

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