STD(性感染症)検査

STDとは、Sexual Transmitted Diseaseの略で、性感染症を意味します。
代表的なSTDとして、HIV、梅毒、クラミジア、淋病、B型肝炎などがあり、いずれも性行為を介して感染を起こします。

当院では、受診日当日に結果が得られる即日検査と、感染初期やわずかな菌体でも判定できる精密検査の両方で診断を行います。

性感染症初期症状

感染した場合の初期症状は以下の表の通りになっております。ご自身で思い当たる症状があれば、医師の相談または検査が必要です。


性感染症病名


初期症状


HIV
(エイズ)


発熱、咽頭部痛、倦怠感、筋肉痛、発疹や痒み、頸部や腋窩のリンパ節腫脹、息切れや息苦しさ
無症状の場合もあり


梅毒


陰部や肛門、口などの感染した部位にしこりや潰瘍、股の周囲のリンパ節腫脹


B
型肝炎


倦怠感、疲労感、食欲低下が
1週間続いた後、 典型的な症状として嘔気嘔吐、腹痛、黄疸
慢性肝炎の場合無症状


淋菌


男性:
5%が無症状、排尿時痛、尿道から白色の膿、尿道の痒みや不快感、精巣上体の腫脹、軽い発熱や痛み
女性:80%が無症状、排尿時痛、不正出血、下腹部痛、膿性の帯下、帯下の増加


クラミジア


男性:
50%が無症状、排尿時痛、尿道から白色の膿、尿道の痒みや不快感、陰嚢の腫脹や痛み
女性:80%が無症状、性交痛、不正出血、下腹部痛、膿性の帯下、帯下の増加、発熱

 

暴露から症状が出現するまでの期間

暴露してから、症状がでるまでの時間は感染症により異なります。淋菌やクラミジア感染症は、STD感染症の中でも感染する確率が高く、感染症が最も多いと言われています。一方で、感染に気づきにくい感染症の一つでもあるため、早期に発見することが重要です。

 

暴露から検査ができるまでの期間

ウイルス感染直後、すぐに検査をしても感染を判定できない空白の期間があり、これを「ウインドウ・ピリオド」と呼びます。検査をするタイミングは感染の機会を十分に考慮する必要があります。

黄色い部分での検査は可能ですが、偽陰性となる可能性があるため、赤い部分の時期での再検査を推奨いたします。

検査概要

 

それぞれの検査の概要は以下の通りになっております。ご希望、状況にあった検査をご案内させていただきます。診察時、医師にご相談ください。

  検査判定所要時間 検査方法 検査の内容
迅速 精密 迅速 精密 迅速 精密
HIV(エイズ) 30分 3-5日 血液検査 抗原抗体検査 PCR検査
梅毒 15分 2-3日 TP抗体検査 TP抗体+RPR検査
B型肝炎 15分 2-3日 抗原検査 PCR検査
淋菌 15分 3-5日

・尿道拭い液
・膣分泌液
※生理中は検査不可

・尿道拭い液
・うがい液
・尿
・膣分泌液
※生理中は検査不可
抗原検査
(感度が低い)
PCR検査
クラミジア 15分 3-5日

抗原検査
(感度が低い)

PCR検査

検査価格

それぞれの検査料金(自費)は以下の表の通りになっております。5種類全てのSTD感染症を検査したい方や迅速と精密検査を同時に実施希望の方には、セット料金のご案内をさせていただいております。

 
 

迅速検査

イムノクロマト法:感度90%以上

精密検査

所要時間:1週間
迅速+精密検査

セット料金

HIV(エイズ)

 

5,900円

抗体検査(血液)

 

9,800円

NAT検査 (PCR)

12,800円

梅毒

4,900円

TP抗体検査(血液)

4,900円

TPHA検査+STS検査(RPR)

7,800円

クラミジア

4,900円

抗原検査(膣分泌液、初尿、尿道擦過)

4,900円

PCR検査

7,900円

7,800円

淋菌

4,900円

抗原検査(膣分泌液、初尿、尿道擦過)

4,900円

PCR検査

7,800円

B型肝炎

4,900円

HBs抗原検査(血液)

4,900円

HBV核酸定量

7,800円

STD5種

25,500円

⇛19,500円

29,400円

⇛19,500円

44,000円

⇛29,500円

※診察代金は別途かかります。

検査で陽性となった場合の流れ

当院で陽性となった場合の流れは以下の通りになっております。
・HIV、B型肝炎、梅毒が陽性となった場合、より専門的な治療や検査が必要となるため、感染症の専門機関をご案内させていただきます。
・淋菌、クラミジアが陽性となった場合は当院で治療し、治療1ヶ月後に除菌確認の精密検査をご案内しております。

 

検査で陽性となった方へ

パートナーの方の検査、治療も大切なります。
思い当たるお相手がいらっしゃる場合は、きちんと伝えましょう。
特に、女性の淋菌・クラミジア感染は自覚症状が出現しないことが多いため、放置しておくと、不妊や子宮外妊娠等の重篤な合併症を起こしてしまうことがあります。

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