禁煙、迷っているぐらいなら、始めてみませんか?

禁煙したいのに、時間がない

医療機関側の都合で、平日の昼間にしか受診できない、待ち時間が長い、そのせいで健康になりたい人がチャンスを逃してしまう。当院は、これを、深刻な問題だと捉えています。
保険で禁煙補助薬の処方を受けるには、初回から3か月後の治療終了まで、計5回の受診が義務付けられています。
これが負担になり、本来だったら禁煙できたはずの方が、禁煙に踏み出せなかったり、途中で諦めてしまったりしないよう、年中無休、9時から21時までいつでもオープンし、必要十分、でも最短の診療を心がけています。

タバコは、依存症。自分の意志の力だけで禁煙するのは、難しいものです。

タバコに含まれるニコチンには、依存性があります。タバコをやめようとすると、体の仕組み上、イライラや集中力低下などの離脱症状が出現し、禁煙を困難にします。
決して、意志が弱いから、やめたいと思っていないから、やめられない訳ではありません。
自分の力で何度も禁煙にチャレンジしてきた意志の強い方も、禁煙したいけど自信がない方も、ぜひ、医療機関の力を借りてください。

当院で処方している禁煙補助薬、チャンピックスの禁煙成功率は65%、薬剤なしで禁煙する場合と比べ、成功率は3倍です。

禁煙補助薬 チャンピックスの効果

初めてタバコの煙を吸った時の「不味さ」を覚えていますか? それが、ニコチン依存症になる前の、「本当のタバコの味」です。
チャンピックスは、ニコチンが脳内で快楽物質を放出するのをブロックし、タバコ本来の「不味い」味を取り戻すことで、禁煙を手助けします。
これは、ニコチンパッチやニコチンガムにはない効果です。
同時にチャンピックスは、ニコチンの離脱症状を抑える効果もあわせ持っています。

当院での診療

保険で禁煙外来の診療を受けられる条件が定められていたり、チャンピックスの処方に注意が必要な方がいらっしゃいます。初回はそのチェックをさせて頂きます。チャンピックスが始まれば、2,4,8,12週後に受診して頂きます。
チャンピックスを内服するだけで、禁煙できそうな方には、必要最小限の診療を心がけています。
一方で、内服だけではうまく禁煙できない方もいらっしゃいます。
そういった方には、せっかく投じた時間とお金が無駄にならないよう、できる限りのサポートをさせて頂きます。
追加の薬剤はもちろん、日常生活の中でのちょっとしたコツや、タバコを吸えないつらさの捉え方を変えるアドバイスだけで、禁煙の助けになります。
そして、禁煙に向けて、一緒に頑張る医療者の存在自体が、禁煙の成功率を高めます。

また当院では、禁煙をきっかけに、病気に邪魔されない人生を送るための、医療面からの総合的サポートを提供することを心がけています。
健康に関するご相談は、なんでも受け付けておりますので、是非お気軽にお申し付けください。

川田 貴章
東京ビジネスクリニック ファミリア ペリエ千葉 院長
東京大学医学部卒業。千葉県旭市 総合病院国保旭中央病院で初期研修。
医師として働く傍ら、セーリング選手としても活躍。強化指定選手となり、2020年の東京オリンピック代表補欠となる。
専門は一般内科、腎臓内科、スポーツ内科
日本内科学会認定内科医

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