アフターピルとは?効果や副作用は?

アフターピル(緊急避妊薬)は避妊せずに性行為をしてしまったときや避妊に失敗してしまったときに緊急的に服用することで性行為後でも避妊の効果を得ることのできるお薬です。
そのアフターピルがなぜ効くのか、副作用などをお話ししていきたいと思います。

どんなお薬?

アフターピルは黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの一種を主な成分とし、服用することで緊急的に妊娠を防ぐことが可能なお薬です。

どうして避妊できるの?

アフターピルの主成分である黄体ホルモンには次のような効果があります。排卵前に内服すると排卵を遅らせたり排卵を抑制したりする効果があります。また排卵後に内服すると精子と受精した卵子が子宮内膜に着床することを妨げたり子宮内膜を剥離させたりする効果があります。このようにして妊娠を阻止するお薬です。

効果は?

では、アフターピルはどれくらい効果があるのでしょうか?

レボノルゲストレル法・ヤッペ法の場合

72時間以内に服用すると97~98%で妊娠を防ぐことができますが、早ければ早いほど効果があります。
72時間を過ぎてしまっても120時間以内であれば効果はありますが、63%とほどと避妊成功率が低くなってしまいます。

エラの場合

他の方法と同じく72時間以内に服用した場合97~98%で妊娠を防ぐことができます。こちらも早ければ早いほど効果があります。
エラの場合、72時間を過ぎてしまっても120時間以内であれば85%の確率で妊娠を防ぐことができ、他の方法より確率が高くなります。

副作用は?

主な副作用は吐き気、腹痛、頭痛、眠気です。
通常は24時間程度で治まります。
この中でも注意が必要なのが吐き気です。吐き気によって嘔吐をしてしまうと、薬の成分も一緒に吐いてしまうことがあります。
早い時間で吐いてしまった場合はすぐに処方してもらった医療機関に相談をすることをおすすめ致します。
また、消退出血が起こることがあります。
消退出血とは子宮内膜が剥がれ落ちたときの出血のことを言います。生理とはことなり短期間で終わることが多いです。

どんな種類があるの?

当院ではレボノルゲストレル法ヤッペ法エラの3手法、4種類の薬剤で処方を行っています。

レボノルゲストレル法とは

レボノルゲストレル法は72時間以内に1錠を飲むことで妊娠を防ぐ方法です。
国産品のレボノルゲストレルと輸入品のアイピルの2種類の薬剤があります。
後述するヤッペ法に比べて服用回数が1回で済む、副作用が少ないメリットなどがあります。

ヤッペ法とは

ヤッペ法はプラノバールというお薬を処方後すぐに2錠、12時間後にさらに2錠を飲むことで妊娠を防ぐ方法です。
他の方法に比べ費用が安く済むメリットがあります。
吐き気の副作用が出やすいので吐き気止めと一緒に処方を致します。

エラとは

エラは120時間以内1錠を飲むことで妊娠を防ぐことができます。子宮筋腫治療に使われる事もあるお薬です。
レボノルゲストレル法と同じく副作用が少ない方法です。
他の方法に比べ長い時間効果を得ることができます。

レボノルゲストレル法 ヤッペ法 エラ
服用方法 処方後すぐに1錠
(72時間以内)
処方後すぐに2錠
12時間後に2錠
処方後すぐに1錠
(120時間以内)
メリット 効果が高い
副作用が少ない
費用が安い 有効な時間が長い
副作用が少ない
デメリット 副作用が出やすい
*価格 レボノルゲストレル(国産)
8,900円(税別)
アイピル(輸入)
6,900円(税別)
3,900円(税別) 10,900円(税別)

*当院での情報です。(2021年1月31日現在)

当院でもアフターピルを処方しております。

365日9時〜21時でいつでも処方が可能です。
看護師・医師がしっかりとお話をお伺いし、皆様の不安を取り除いてから処方を致します。

参考資料
緊急避妊法の適正使用に関する指針
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kinkyuhinin_shishin_H28.pdf
緊急避妊薬レボノルゲストレル
http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/110505html/index.html

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